インバウンド規制緩和から1ヶ月。飲食店の半数以上がすでに外国人観光客の客足増加を実感。集客課題の施策状況は?
インバウンド規制緩和から1ヶ月。飲食店の半数以上がすでに外国人観光客の客足増加を実感。集客課題の施策状況は?
入国規制が大幅緩和!
10月11日より、1日あたりの入国者数の上限撤廃や、個人旅行の解禁など、インバウンドに関する規制が大幅に緩和されました。
外国人観光客を目にすることも増得てきましたが、飲食店への影響はどうでしょうか?
客足は増えている?
株式会社エビソルが飲食店に対し実施したアンケートによると、全体の57.7%がすでに外国人観光客は増えていると回答しています。
円安影響は?
最近の急激な円安により、インバウンド単価の上昇は期待できるでしょうか。
アンケート結果によると、全体の25.4%が、「外国人観光客の利用によりお店の客単価が上がった」と回答。
もともとインバウンド単価は国内客と比べ高い傾向があるので、単価上昇につなげていきたいところです。
集客の課題も
一方、70.4%は外国人観光客の集客に課題を感じていると回答。
しかし、課題を感じている人の半数以上は対策を打てていない様子です。
対策を行っている企業が行っている内容は、上位から以下のようになっています。
- 英語や中国語による接客対応を準備
- 外国の方向けのメニューを開発
- Google Business profile(旧Google my Business)の店舗情報を充実
- 店舗ホームページや予約フォームへの外国語表記
- 海外の予約サイトや旅行メディアなどに店舗情報を掲載
- Instagramなど店舗SNSで海外のお客様を意識した情報を発信
外国人観光客に対しての情報発信を行っている企業は多くないことがうかがえます。
集客・人手不足等課題解決に向けて
インバウンド規制緩和によって、客足は増えてきています。
期待感も高まる一方、集客や人手不足の問題も。
業績回復の足がかりとするためにもできる対策から始めていきたいところです。
アンケート出典元:株式会社エビソル
調査期間:2022年11月1日~11月6日
調査テーマ:インバウンドに関する飲食店向けアンケート
調査対象:「ebica」をご利用の全国の飲食店
有効回答数:71名
実施機関:株式会社エビソル