IT導入補助金って?2023年度概要まとめ
IT導入補助金って?2023年度概要まとめ
概要
中小企業・小規模事業者が、生産性向上に役立つITツールの導入の際に活用できる補助金です。
【所管】経済産業省
【対象】
①小規模事業者
商業・サービス業(宿泊業・娯楽業除く)…従業員常勤5人以下
サービス業のうち宿泊業・娯楽業/製造業その他…従業員常勤20人以下
②中小企業(飲食、宿泊、卸・小売、運輸、医療、介護、保育等のサービス業の他、製造業や建設業等も対象)
※資本金・常勤従業員数に上限あり
飲食業の活用事例
・セルフオーダーシステムと売上管理
・在庫管理と会計管理
・スタッフ管理と給与計算
・POSレジと会計システム間のデータを連携できるツール
・マーケティング・営業活動支援ツール
・ウェブ予約システムと顧客管理を連携
※過去年度の本事業における活用事例に基づく。2023年度とは異なる場合があります
通常枠(A・B類型)
自社の課題やニーズに合ったITツールを導入する経費の一部を補助することで、業務効率化・売上アップをサポートするものです。
【申請期限】
3次締切分 2023年7月10日(月)17:00
4次締切分 2023年7月31日(月)17:00
セキュリティ対策推進枠
サイバーインシデントが原因で事業継続が困難となる事態を回避するとともに、サイバー攻撃被害が供給制約・価格高騰を潜在的に引き起こすリスクや生産性向上を阻害するリスクを低減することを目的としています。
【申請期限】
3次締切分 2023年7月10日(月)17:00
4次締切分 2023年7月31日(月)17:00
デジタル化基盤導入枠
導入する会計ソフト・受発注ソフト・決済ソフト・ECソフトの経費の一部を補助することで、
インボイス対応も見据えた企業間取引のデジタル化を推進することを目的としています。
デジタル化基盤導入類型
【申請期限】
5次締切分 2023年7月10日(月)17:00
6次締切分 2023年7月31日(月)17:00
補助金申請可能額のシミュレーションはこちら
https://www.it-hojo.jp/first-one/digital-type.html#anchor02
商流一括インボイス対応類型
中小企業・小規模事業者等と受発注の取引を行っている事業者(大企業含む)が、それらの中小企業・小規模事業者等に無償でアカウントを供与するような、インボイス制度に対応した受発注機能を有するITツールを導入する場合にその費用の一部を補助するものです。
※多数の取引先と共に事業を行っている方々の利用を主に想定しています。
【申請期限】
1次締切分 2023年7月10日(月)17:00
2次締切分 2023年7月31日(月)17:00
詳しくはこちら
採択率や注意点
導入するITツールによって、 生産性の向上や業務効率化ができるかどうかがポイントです。
単なるHPのリニューアルや広告宣伝用LPなどは対象にはなりません。
自動チャットなどの顧客対応機能や、クレジットなどでの決済機能 、EC、会計、受発注などの機能が必要です。
また、PCやタブレットなどのハードウェアは単体では申請できません。
それぞれの公募要領をしっかりと確認しましょう。
申請書類の作成は自社のみではなかなか大変ですが、IT化を進めるならぜひ利用を検討してみてください。
参考:https://www.it-hojo.jp/